精神科病棟で働く際のやりがいと悩み





やりがいと悩み

精神科看護の世界に入る看護師は、精神疾患の看護に人間的な魅力ややりがいを感じている人が多いようです。

例えば、統合失調症の患者様は非常に純粋な心を持っていて、ケアを行うことで看護師の方が癒やしを感じるといいます。
また、患者様と長期的な関わりをもち、色々な話をし、コミュニケーションを取っているうちに、患者様の人生にお付き合いするような感覚になるそうです。

精神疾患の患者様にはアルコール依存症、双極性障害(そううつ病)、パーソナリティー障害など様々な疾患をもつ患者様がおり、 ケアをさせていただく患者様やその家族によって、ときには看護師でも苦手意識を持つこともあります。 しかし、精神疾患を持つ患者様が苦手な看護師もいれば、精神疾患の看護の魅力に取りつかれて、進んで精神疾患の看護に携わる看護師も多くいるのです。
患者様や疾患に魅力や興味を感じて、ケアを提供することで患者様の回復過程に関わると仕事にやりがいを覚えるのだと言います。

病棟において24時間、患者様のベッドサイドでケアを行う看護師の役割は重要であり、患者様の身体面、精神面に最大限の注意と配慮を要することは必要不可欠です。 行動制限の開始や解除、治療の判断については、精神保健指定医、もしくは医師の判断ですが、医療チームの一員としての看護師の観察やケアが治療の成否に大きく影響することに、 醍醐味を感じるようです。

しかし、実際の精神科看護を行っていくにあたって、魅力と同時に悩みも感じることもあります。
精神科医療の現状としては、一般科に比べて看護師の人数が少ない基準のため、患者様一人一人とじっくりかかわる時間を持ちたい、よりよいケアを展開したいと思えば思うほど、 人手不足の問題にぶつかります。
それには、新卒の看護師がなかなか精神科に来てくれないという現実もあり、人材確保は重要な課題です。
厚生労働省の委託事業の潜在看護師の復職支援では、精神科に対する「恐そう」「実体がよく分からない」といったイメージの声を多く聞き、なかなか復職の際に精神科を選択しにくいといった報告があります。

しかし、精神科で働く看護師の中には子育て中であったり、他病棟で20年以上のキャリアを積んだ看護師など、 様々な背景を持っている看護師が大勢います。 看護師も自分の人生においても様々な人と関わりを持ち、経験を増やしていく上で考え方や感じ方、 価値観が変わっていきます。 新卒の当時は精神科看護師に興味がなくても、現在のあなたなら、逆に面白みを感じれるようになっている可能性もあるのです。




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