精神科看護師の主な仕事内容





仕事内容について

様々な精神疾患により医療機関にかかっている患者数は近年大幅に増加しており、平成20年(2008年)には323万人であり、国民病のひとつと考えられています。

精神疾患の内訳としては、多いものから順にうつ病、統合失調症、不安障害となっており、 特に近年では、うつ病や認知症などの著しい増加がみられます。 厚生労働省は、がんや脳卒中などの「4大疾病」に精神疾患を追加し、 「5大疾病」とする方針も検討し始めています。
これだけ身近な病でありながら、医療の専門である看護師でさえも、精神科勤務看護師以外はその実態や仕事内容をあまり知らないというのが現状です。

精神科看護師の主な仕事内容は、「対話と内服管理」といえます。
精神科で勤務経験のない看護師は、患者様の様子や看護の現場のイメージが難しいと思いますが、 精神科の看護師は病院で療養する患者様の生活の援助役となり、対話しながら看護することが基本となります。
また、精神疾患が国民病の一つになりつつある昨今、患者様だけではなく、患者を支える家族をフォローすることも今後必要とされ、重要視されていくでしょう。 NHK放送の2012年11月6日ハートネットTVで放送された『精神疾患のある親と暮らす子どもたち』 は精神科看護を目指す看護師にとって非常に考えさせられる、有益な内容でした。上記リンクからぜひ一度視聴してみて下さい。

精神科の病棟では一般科と比べ注射や点滴が毎日あるわけではなく、精神科医による診察も週に1回程度であることが多いため、医療処置は少ないといえます。 また患者様の特徴として、ご自身に病識がない場合が多いため、看護師はまずケアの第一段階として患者様に精神疾患であることを理解してもらい、 その上で、薬物療法の薬を継続的に飲んでいただくよう支援します。

この薬物療法で注意しなければならないのは、精神科の薬は副作用が強く現れることが多く、加減がとても難しいため、薬による患者様の些細な変化を見逃してはならないということです。 副作用は少なく、かつ本来の薬効が出る薬物の量や種類を見極めるには、診察だけでは不十分です。
そのため、看護師は患者様の状態を毎日観察し、それを継続看護できるように看護師は全てのスタッフが理解できるような形でカルテを記載し、さらには主治医に報告をします。 また、患者様と薬や病気のことを一緒に考え、どのような自分を望むのかという目標達成に到達できるように援助します。




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